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説教翻訳暫定

年間第3主日 B 年 2021 年 1 月 24 日
聖書朗読:ヨナ3.1-5,10詩篇25マルコ1:14-20

コロナ禍と呼ばれる今、私たちは自己中心的になりがちです!自分が感染するのではないか、
とにかく心配です。どんどん孤立し、考えるのは自分のことだけになってしまいます!
私(ケンズ)は皆さんに、そのような状況にある今、聖書を開き、旧約聖書のヨナ書を読むことをお勧めします。ヨナ書の初めから終わりまで読んでください。30分で読み終わります。ヨナ書は短く(優しい)皮肉混じりのユーモアと今日の私たちへのメッセージを含んでいます。
ヨナ書は歴史書ではありません。今日、あなたと私への神様からのメッセージである、物語・
たとえ話・寓話のようなものです。
ヨナは神様から、東のニネベという都に行くようにと使命を受けますが、こう言って反対します。 「神様、ニネベの人々は異教徒で罪人です。彼らは私たちとは違う人たちです!彼らはあなたの慈しみに値(あたい)しません!」そして、ヨナはスペインのタルシシュに行く船に乗り、ニネべと反対方向(西の最果て)に向かって神様から逃げ出し、他の人のために善い行い(神の言葉を伝える)をするように、という神様の呼びかけに応えませんでした。激しい嵐が起こり、ヨナの乗った船は難破しそうになりました!異教の船乗りたちが彼らの神に祈る中、「信仰深いユダヤ人」のはずのヨナは船底でぐっすりと寝込んでいました!ヨナは船乗りたちに、嵐は自分のせいなので自分を船外に放り出せ、と言います。初め、船乗りたちは断りましたが、それでもヨナは投げ出すように言い張ります。結局、ヨナは海に放り出され、巨大な魚(鯨?)に飲み込まれます。 3日後、魚はヨナを陸地に吐き出します。ヨナはニネベに行き、神の言葉を告げます。ニネべの人々は悔い改め、神様は彼らにゆるしと慈しみを与えました。しかし、ヨナは大いに不満です!ヨナに木陰を与えてくれた木さえも神様に枯らされ、暑さの中でぐったりしています.....ここで物語は、唐突に終わります!!

ヨナが、自分に与えられた神様の愛と慈しみと、神様の被造物に対する無条件の愛を受け入れたかどうか、物語の中で語られていません。 ヨナは私たち一人一人の代表で、私たちは、自分自身の物語の結末を選ぶように求められているからです。そのために、ヨナ書は「尻切れトンボ」のような終わり方になっています。
私は、愛である神が私を慈しみで包み込んでくださっていることを今すぐ受け入れ、人生の嵐の中で神様に信頼を置くでしょうか?
そして、神様が被造物すべてに対して無条件の愛を注いでおられることを信じ、私自身も実践するでしょうか?
それは、現実の中での具体的な行いを意味していますが、私はこのコロナの嵐の中で他の人に愛と励ましを差し出しているでしょうか?
私は神様の慈しみを信頼しているでしょうか?
自己中心的になって、自分のことだけを考えていないでしょうか?
今日、イエスはあなたと私をお呼びになります。
イエスの呼びかけに応えて、このコロナの嵐の中で真の幸福を得ましょう。(翻訳担当:北尾)

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